1992

シャトー・ダルマイヤック 1992

アッサンブラージュ

38% カベルネ・フラン
37% カベルネ・ソーヴィニヨン
27% メルロ

収穫

9月30日〜10月11日
シャトー・ダルマイヤック 1992 - Château d'Armailhac

テイスティングコメント

濃く美しい色調、レンガ色かかった光沢。
香りはゆっくりと開き、黒系果実や下草のアロマを感じさせます。リコリスを思わせるスパイスのニュアンスも香ります。
アタックは丸みがあり、ざらつきのない上質な織り目のタンニンを含んでいます。レザーやシガーケースのアロマが印象的です。
後味にはほのかにスモーク香が香り、含みには上質な果実香が広がります。

シャトー・ダルマイヤック 1992 - Château d'Armailhac

天候状況

冬には寒く乾燥した日が続き、1月の平均最低気温は0.5 ℃でした。2月には12日間にわたって厳寒凍結が発生しています。3月に入ると気温は上昇し、植物生育のスタートが促進されました。萌芽は3月19日から観測されています。4月は好天に恵まれ、続く5月は同月16日に34.6 ℃を記録するなど、暑さが印象的な月でした。
開花は5月25日にスタートし、これは平年比1週間ほど早い日程です。花の時期には既に水不足が危惧されており、6月の降雨はまさに恵みの雨でした。6月末および7月上旬は涼しく雨も多く、7月14日以降は一変して太陽が戻り、植物は一気に生育を進めました。
着色中間期は8月13日に記録。月末には若干の雨に降られましたが、9月頭からの20日間は暑く日射量豊富な日が続き、ぶどうは順調に熟度を進めています。9月末の段階でぶどう果皮は厚く色味も濃く、悪天候への抵抗性も十分でした。